手術によるわきが対策のメリットとデメリットとは

わきがとは、わきから鼻につくような独特なニオイを発する状態を指します。わきがは医学的には腋臭症とも呼ばれ、アポクリン腺という腺組織から発せられる汗を原因として発症します。わきがの治療法は外用薬(塗り薬)の使用、内服薬、手術治療の3つがあり、ニオイの程度が軽度であれば制汗剤や外用薬、菌の増殖を止める消毒液、内服薬で治療し、対処できない場合は手術治療になります。わきが治療は保険診療と自由診療があり、保険診療は反転煎徐法、自由診療はミラドライ、マイクロリムーブ法といった方法があります。保険診療の反転煎徐法は、重度のわきがには効果が高い所がメリットですが、医師の技術によっては施術効果に差が大きく出ることや傷跡が残ってしまうことがデメリットです。自由診療は負担の少ない方法を選ぶことができ、術後の症状の緩和やアフターケアが充実しているところがメリットですが、費用が高くなってしまうのがデメリットです。

わきがを発症する主な原因とは何なのか

アポクリン腺の数及び、そこから発する汗の量が多い方にわきがの発症が多いと言われています。このアポクリン腺の数は、生まれつき決まっているため、ある日突然発症する、ということはあり得ません。親からの遺伝で発症することになります。よって、両親や親族に発症している方がいる場合は、要注意となります。また、わきが体質であったとしても発症していない人もいることがあります。この点は、生活習慣と大きな関係があるのです。例えば、肉中心の食生活や、肥満、運動不足等は発症しやすい環境であると言われています。また、ストレスの多い生活や、過度な飲酒、喫煙も発症の引き金になるとされています。つまり、遺伝によりもともとわきが体質であったとしても軽度であれば、生活習慣である程度は発症を抑えることができると言えます。

手術をするべきか様子を見るべきか

症状に悩んでいる方にとって、手術に踏み切るべきかどうかというところは悩ましい問題です。手術料金についても、数十万円もするため、簡単には判断が出来ないことです。自分はわきがなのか、という不安を持っているだけの方もいるかもしれません。自分自身の臭いというものはなかなか気付きにくいものですが、その逆に、自分自身だけ大袈裟に感じてしまっているだけの場合もあるのです。こんな時の判断はもちろん医師に相談するという方法は当然のことですが、自分の身の回りにいる相談しやすい家族や知人に相談することも良い方法です。なぜなら、相談者の身近な存在の人が、一番手術の必要性が分かっているのです。周りから手術を持ち掛けにくいことですが、相談者から話を持ち掛ければ、客観的な意見を聞くことができます。今後も付き合っていく間柄ですので、不快なことは早い段階から取り除いておくことが大切だと言えます。